おすすめのトマトジュース
毎日飲めるおすすめのトマトジュース
栄養成分・リコピンを気軽に摂取できるトマトジュース。カゴメ、デルモンテや伊藤園など大手メーカーをはじめ、ブランドトマトで作られたこだわりの品まで、ラインナップは豊富です。忙しい毎日の健康習慣としても取り入れやすいトマトジュースですが、メーカーやバリエーションが広く、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
抗酸化作用に期待!トマトジュースを飲むメリットとは?
トマトの注目成分リコピンは、カロテノイドと呼ばれる色素のひとつです。トマトの多彩な栄養成分のなかでもリコピンが注目されるのは、ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用があるといわれているから。抗酸化作用とは、細胞を酸化させる活性酸素を取り除く働きのことです。それが活発になることで、美容効果が期待できるといわれています。
トマトはリコピンのほかにも、抗酸化作用に寄与するビタミン類(ビタミンCやβカロテンなど)を豊富に含んでいます。リコピン単体をサプリメントなどで補うよりも、トマトで豊富な栄養を摂取することをおすすめします。
とくに熱処理を行うトマトジュースは、生のトマトの約3.8倍もリコピンの吸収率がアップ。トマトジュースは、リコピンを摂取するための効率的な摂取方法といえそうです。
トマトジュースの選び方
① 製造方法で味や栄養素の変化はほぼなし。飲みやすさで選ぼう
パッケージの原材料表示を見ると、製造方法が分かります。製造方法は、「濃縮還元」と「ストレート」の2つです。
「濃縮還元」は絞り汁を濃縮して保管し、あとで水分を加えて元の濃度に戻す製法のこと。ある程度の長期保存が可能かつ品質が安定するというメリットがあります。保存が効く「濃縮還元」はさまざまなコストが削減できるため、価格も比較的安価に。世に出回る市販のトマトジュースは「濃縮還元」がほとんどです。
「ストレート」は、搾汁した果汁を濃縮せずそのまま低温で殺菌したもの。鮮度がある分、風味が濃く残りやすいといわれています。しかし、長期保存には適さないというデメリットも。ブランドトマトを使ったものや期間限定品などの特別な商品には、「ストレート」と表記があることが多く、値段も高めなのが特徴です。
毎日の健康習慣として取り入れるのであれば、コスパのよい「濃縮還元」をおすすめします。気軽さを取るか贅沢感を取るか、飲む頻度や場面を踏まえてお好みのトマトジュースを選んでくださいね。
② 悩みに合わせて、成分表示をチェック!
一般的に、商品パッケージには原材料や栄養成分表が書かれています。リコピン以外の栄養成分や添加物にも注目してみましょう。
トマトに含まれる食物繊維には、食後の血糖値の急激な上昇を抑制する効果があります。しかしトマトジュースは、トマト由来の糖質により、血糖値自体は上昇します。トマトの糖質は野菜の中でも標準値ですが、糖質を気にしている人は、目的に応じて摂取量をコントロールしましょう。
また成分表示から、以下のことが分かります。
- 果汁が100%のものは「果汁100%」
- 果汁100%未満〜10%の果汁を含むものは「果汁飲料」
「果汁飲料」の場合、フルーツや果糖ブドウ糖液糖、はちみつなどの糖類によって味調整されている場合があります。なので、添加物の少ない「果汁100%」を選ぶことをおすすめします。
私が愛飲しているトマトジュース
1パック200mlサイズ、濃縮還元100%、食塩無添加で毎食後に気軽に飲めます。
血圧が気になる方にもおすすめですよ。